計算カードのやり方 と 百マス計算を5年続けて
こんにちは。
今日は「百マス計算」について
書きたいと思います ^ - ^
私の時代には無かった「百マス計算」(// ∇ //)
こんな見た目の計算です↓
出典:ちびむすドリル
やり始めたきっかけは、
小1の算数で配られた「たし算カード」。
「クラスで速さを競う」というのです!
試しにスー子さんに
やってもらったら、
びっくりするぐらい
ゆっくりーー ^ - ^
丁寧に音読するように
一枚一枚めくって読んでるー!
可愛かったけれど、
「それじゃないわっ!」という事で
私が鬼レベルの本気で見本を見せる。
「そんな早口で乱暴なやり方でいいの?」
と言われたけれど、
「大丈夫!!」ときっぱり。
スー子さんもマネしてやってみるが、
早くしようとすると
計算につまづいて出来ない!
うまく読めないし、全然めくれない!
ここで最も大切なのは、
鬼レベルをマネて試すのは
一度だけです。
あー、まずは計算が出来ないと
早くはならないんだなー、
練習が必要なんだなーと
子ども自身が知るための1回です。
計算が出来ないまま続けても
早くなんてなりません (T ^ T)
暗記ではないからです。
それどころか、
何度も出来ないと
全く楽しくなくなってしまう!
自分の何が出来ないかを
知るには1回だけで十分です ^ - ^
じゃあ、計算を解けるようになろっか、
と気持ちを切り替えます。
たし算の理論を勉強するために
教科書を一緒に音読。
5のかたまりや、
10のかたまり、10の補数を
理解できることが大切だと思います。
お風呂でも計算問題を出しながら
楽しくクイズ♪
スー子さんにも私に
問題を出してもらいます。
正解したら盛大に褒める!
お風呂で褒めると音響効果抜群です。
ちなみに、子どもが親に出す問題は、
自分がよく間違える問題のことが多いです。
そして、計算問題を探して
ネットを検索している時に
百マス計算を知りました。
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百マス計算は、
計算カードにも役立ちますし、
私個人の感想では
マスを目で追ったり、
例えば、頭に「+6」を置きながら、
横に計算し続けていくという
頭の使い方の訓練にもなるので、
他では得られない
集中力がつく気がします。
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まずは10×10マスでは
げんなりすると思うので、
2段ぐらいからスタート ^ - ^
百マス計算で検索すると練習プリントが
たっくさん出てきます。
学年に応じた目標タイムも出てくるはず。
このタイムに近づけることが大事です。
心配な方は、
このドリルを買えば大丈夫です。
我が家も買いました。
ちゃんと百マスのやり方を理解できれば
次は、ネットの問題をプリントしても
ダイソーに売って入るテキストでも
大丈夫!ダイソーのも優秀です。
百マス計算を取り入れながらも
カードとは毎日触れ合います。
めくる・読むという技術も必要だからです。
ゆっくりでも良いから、
毎日カードを一緒に音読。
で、前回より少し早くなってきたら
褒める!
なんだか前より早くないー?すごーい!やだー!
思いっきりおばさんになります ^ - ^
計算ができるようになると
一気にカードも早くなることを
子どもにも伝え、安心させます。
何事も近道はありません。
とにかく計算を理解することを大切に ^ - ^
そして、このカードを理解し
早くなることが、その後の
「算数が好きになるかどうか」
を決める、始めの別れ道と
思っていいんじゃないかなと感じます。
たかが カード、されど カード。
たかが たし算、されど一生使う たし算。
計算を理解して出来るようになったら、
私がカードをめくり、
スー子さんが読み上げるという形で
タイムを計るを繰り返しました。
タイムが早くなったら、次は
一人でカードをめくりながら読む練習。
もう一度めくり方の見本も見せると良いと思います。
鬼レベルを見せても、この段階ならば
そう遠くないゴールであることを
子どもは理解していると思います。
めくるのもスムーズになってきたら、
その度にタイムを計ってあげると、
やる気が出ます。
この時期、計算が合っていても
めくるのを失敗することが増えてきますが
とにかく褒めて、惜しかった!と声かけ。
意外と、ここが正念場だった気がします (T ^ T)
あとは練習あるのみ。
クラスで早かった子が、
どんな風にやっていたのかを
観察することも大事です。
この計算カードは
ひき算もありますが
同じやり方で練習しました。
私はカードのリングに
ヘアゴムを雪だるまの様につけて
輪っかでカードをまとめられるように
していました ^ - ^
こちらは「ぷりんときっず」を利用して
学校の計算カードの続き、
「2桁の計算カード」を作ったもの↓
厚みが欲しかったので
ダイソーに売っている、
暗記カードに貼りました。
すごく疲れました ^ - ^
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百マス計算は今でもやっています。
5年目です。
百マス計算には
たし算、ひき算、かけ算、わり算、
難易度(桁数の違い)も自由自在にあります。
こちらは今日スー子さんとやった対決プリント↓
5年間やってみて
現在小4のスー子さんを見ていて思うのは、
「算数の基本は計算だな」ということ。
普通な感想で失礼します (// ∇ //)
例えば、算数といえば
単位変換もありますね。
長さの単位で
「mm」を「m」になどです。
単位を変換しただけでは
終わらないんです。
だいたい、単位変換後に
たし算などの計算があるんです。
そして算数は、小3から始まる
理科でも社会でも
使うようになります。
計算が、ただできれば良いわけではない。
早く、正確に解けることが大切。
「知識として何となく覚えていればいい」
ではなくて、
どういう場面で使えるかを考えられるよう、
整理して頭に入れていくことが大切な気がします。
算数の応用問題を解く時に
それをすごく感じます。
問われている事も多いので、
計算自体に気を取られていると
「自分が今何を求めているのかが
分からなくなってしまう」し
「一つ計算を間違えると、
答えを全部間違ってしまう」
ネガティブ感想で失礼します (T ^ T)
まとめると
計算が早くて正確だと、
お得なことが多い ^ - ^
ので 地味ですが
百マス計算は続けるのが
オススメです ^ - ^
すぐに結果は出ないけれど
楽しく続けることが出来たら
いいなーと思っています ^ - ^
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追記:2023年1月末
スー子さんの学校では
小4・3学期から算数の授業の最初に
百マス計算が急に始まりました。
クラスで百マス計算が最速なのは
私立難関中学受験予定の男の子と
スー子さんで 毎回同タイムだそうです。
彼はずっと百マスで遊んでいるそうです。
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桁数の多い百マスも、
難しい迷路などもあるので、
オススメです↓